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誰かの場所の複数

残念な感じです

酔っ払っている

ディスクユニオンXTCの初期シングル集のレコードが600円くらいで売っていたので買った。で、聴きながら酒を飲んでいる。おれはそもそもアルコールがダメな体質で、20歳になったばかりの頃は、ビールをコーラで割ったりして飲んでいた。ガルパンおじさんになった蝶野正洋もアルコールが苦手でこの飲み方してたらしい。若い頃に睡眠薬を囓ったりしてたのは、酒に酔う前に気持ち悪くなってしまっていたからだと思う。おれが大学1年だか2年だかの頃、MIXIで出会った女性に「リタリンが手に入る病院があるよ」と言われて紹介された東京中のジャンキーが集う新宿のメンタルクリニックに何度か行った事がある。その道の人なら一発でわかるクリニックで、後に院長は逮捕されることになるのだけど、当時のおれにとってはエリミンという睡眠薬を簡単に処方してくれる便利な場所であったことは間違いない。今思うと相当にイタいし、その手の遊びの悪影響は未だに残っているのだろうけど、自分のやってきたことだから仕方ない。死ぬほどカッコ悪い事をしてきた。こんなことを書くのはただの露悪趣味にすぎない。酒を美味しいと思えるようになったのは25,6歳の頃で、一日の可処分所得が200円、とかいうレベルで彼女と暮らしていて、肉体労働の帰りに飲み下した発泡酒を「甘い」と感じたことを未だに覚えている。睡眠薬なんてここ10年飲んでいない。今は酒があればいい。でも、飲酒にはいつだって問題がついてまわる。貧困を呼ぶのはいつだってアルコールだ。

酒を飲むのは気持ちがいいことだけど、今だって強いわけでは無い。というか、めちゃくちゃ弱い方だと思う。人と飲んでいるとよくトイレに行って吐くし、発泡酒ばかり飲むのでコストが嵩んでいいことが無い。本音を書けば、酒もたばこもやめたい。ただ、酒やたばこがおれの最大の問題である賭博癖を紛らわせてくれているというのも事実なので、今は頼らざるを得ない局面が多い。しらふで人生と向き合うことのなんと困難なことか。弱いから酒やたばこに頼っているだけだ。最近、敬愛するブコウスキーのドキュメンタリー映画を蔦谷で借りて見たのだけど、ブコウスキーはアルコールをガソリンにして書き続けていたわけで、酒飲んでひっくり返ってマスを書いているだけのクズとはモノが違う。若い頃のドラッグ摂取自慢は橋本紡もやっていたけど、ちゃんと作品を残してるんだからそれでも格好はつく。この年になって思うが、普通の大人ってやつは、めちゃくちゃ偉大だ。少しでも近づきたい。でも、どうやって?気分がふさいだとき、酒以外の何がおれを助けてくれると言うんだ?